2016年度東海・東海第二発電所からのお知らせ
東海第二発電所 廃棄物処理棟4階撹拌空気供給用送風機室(管理区域)における白煙の確認について
東海第二発電所は第25回施設定期検査中のところ、1月7日、18時54分頃、廃棄物処理棟※1撹拌空気供給用
送風機※2の電源喪失を示す警報が発報したことから、運転員が直ちに現場確認したところ、撹拌空気供給用送風機
モータ近傍に白煙を確認しました。このため、19時09分に公設消防に通報しました。
その後、公設消防による現場確認の結果、20時31分に本事象は「火災ではない」と判断されました。
なお、現場では火災報知器の鳴動はなく、「炎」も確認されていません。
今後、白煙発生の原因について調査します。
本事象による環境への影響はありません。
- ※1
- 廃棄物処理棟:発電所内で発生する放射性廃棄物(液体、固体、気体)の処理と貯蔵のための施設
- ※2
- 撹拌空気供給用送風機:廃棄物処理棟の廃液タンク内の不純物(スラッジ等)の沈着や固着を防止するため撹拌空気を 常時供給している送風機
(2017年1月10日記載)
このページでは、機器の軽度な故障等で、法令の定めでは国への報告の必要がなく、
トラブルとされていない情報(保全品質情報※)等を掲載しています。
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- 保全品質情報:国へ報告する必要のない軽微な事象であるが、設備の信頼性を向上させる観点から電力各社はもとより、
産官学で情報共有化することが有益な情報です。